10000時間への挑戦

元自衛隊志願者が1万時間絵を描き続ける工程を記録するブログ

ポーズマニアックスのドローイングを3年ちょっと続けてみて

タイトルの通り、ワタシがポーズマニアックスの30秒~60秒ドローイングを3年と2か月ほど続けてきて、体感した効果などをここに記します。

これからポーズマニアックスを始めようとしている方、ポーズマニアックスを続けているものの実感を得られないという方の参考になれば、これ以上のことはございません。

 

 

まず初めに、現物の写真を公開いたします。

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体調の優れない日もこれだけは欠かさず毎日行ってきましたので、枚数はおよそ1200枚程度でしょうか。

ワタシは仕事等で気合を入れて絵を描く時以外、500枚詰めのコピー用紙を用います。

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厚みを比べてみました。

ポーズマニアックス以外の練習等の分もありますので、枚数自体はもっとあるかもしれません。

 

 

結論から述べさせていただきますと、結果は良好です。

 

〝ポーズマニアックスは意味がない〟と主張される方を稀にお見受けいたしますが、そんなことはございません。

 

ワタシの体感した効果としまして

・キャラクターのポーズや構図をすぐに思い描くことが出来るようになり、描画速度が飛躍的に上昇した

・普段描かないようなポーズにも対応できるようになった

・キャラクターの身長差、体格差の描き分けが可能になった

・煽り、俯瞰等アングルへの対応力が上がった

・人体のおおよその比率を感覚で覚えられた

 

ざっくり思い返しただけでも以上の点が挙げられます。

 

ポーズマニアックスに対する評価の低い人は

・相当な短期間での効果を期待している

・ポーズマニアックスさえしていればいいと誤解している

・単純にやり方を間違えている

 

上記のいずれかに該当するのではないかと思います。

 

ちなみにワタシがポーズマニアックスを始めた理由は、前述の通り〝ポーズマニアックスは意味がない〟と主張する方をネットでお見受けしたからです。

〝本当にそうなのか〟と疑問を抱くと同時に好奇心もあって続けて参りましたが、今では〝もっと早く始めていれば尚良かったかもしれない〟と考えております。

 

皆さんも、今のやり方に疑問を抱く時があるかもしれません。

でも大丈夫です。思ったような結果は出なくとも、全てのことに必ず意味があります。

 

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

長文乱筆ご容赦。

 

 

(ポーズマニアックス開始時:2014年)

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(1年後)

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(2年後)

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(3年後:今年)

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