10000時間への挑戦

元自衛隊志願者が1万時間絵を描き続ける工程を記録するブログ

お金のいらない宝くじ

皆さまご機嫌麗しゅう、先日当選したKids smile Holdingsが特別買い気配に至って上機嫌なワタシです。

この事は身内の誰にも話しておりません。妹に知れたらPS4か何か買わされるのが目に見えてますからね。

ワタシが株で築いた資産は全てカスピ海お姉さんに捧げるのです。

 

 

ノル香表紙のタッチを終え、影と影のトーンを貼り付け中です_(・ω・_)⌒)_

 

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なかなか荒廃とした雰囲気になってきましたね。

後はこのトーン処理が終わればほぼ完成なのですが、これが結構癖ものです。

このシーンは廃屋になった教室で、ノル香が夕日を背に佇んでいるというものですが、ワタシはモノクロ漫画でトーンを用いた逆光を表現するのは初めてだったりします。

上手い方の作品をいくつか観察しながら見様見真似で進めておりますが、上手くまとめられるかちょっとだけ心配。

 

 

 

以下、今回のオマケ

 

今日で完成まで持って行きます。当初予定していたいくつかの工程を端折り、最低限お見せしたい部分だけ公開いたしますが、ご容赦。

 

 

まずはこちら。

前回の終わりから、コンクリートの色を濃いものに変更しております。

 

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次に、後でガウスぼかしをかけるための部分ごとに画像を描き出します。

まずは手前と奥のガレキ以外を非表示にしてPNG形式で書き出し(A)。次に、空白になっている箇所以外の全てを表示した状態で書き出し(B)。こちらもPNGです。

 

 

ここからちょっと複雑です。

先ほど書き出したレイヤー(AB)を2つとも読み込み、ラスタライズします。

次に、2つの上に新規ラスターレイヤーを作成し、キャンバス一面を真っ白に塗りつぶします(C)。

読み込んだ画像レイヤー(B)から選択範囲を作成し、レイヤー(C)を選択した状態で選択範囲削除をします。

↓今こんな感じ。

 

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この状態でレイヤー(AC)にガウスぼかしをかけます。数値は40くらい。

 

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ちょっと見栄えが良くなりましたね。

 

次はスピード感を出しましょう。

画像レイヤー(B)をもう一枚読み込み、ラスタライズします。

指先ツール等で矢印の方向へ伸ばします(※見やすいように、下のレイヤーは一旦非表示にしてあります)。

 

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さあ、最後の仕上げです。いつものアレをやりましょう。

作品を一度JPEGで書き出した後、読み込み、ラスタライズします。

レイヤーモードを乗算にして、ガウスぼかしをかけます。数値は勿論40。

 

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上記のレイヤーの不透明度を30%まで下げ、複製します。

複製したレイヤーはレイヤーモードをスクリーンに変更し、不透明度を20%に下げます。

 

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イラストの上下に黒いラインを挿れて終了です!わーい!

 

随分時間がかかっちゃいました。

描いているうちに方向性を見失いかけていた気がするけど忘れましょう。

 

 

次回からのオマケなのですが、“多人数イラストの描き方”をお伝えしようと思います。

先日、いつもお世話になっている方々のブログを拝見している際、“キャラクターが増えると途端に描くのが難しくなる”という旨をお見掛けいたしました。

 

これはその方だけに限らず、きっと他の多くの方も抱えている課題であると思います。ワタシも苦手です。

なので、この問題を少しでも軽減できる方法を、ワタシが知っている範囲で皆様にお伝えしようと思います。

 

パースや製図の話になるので難しいですが、もし興味がございましたらお付き合いくださいませ。

 

 

今週もよろしくお願いいたします。

お疲れさまでした_(・ω・_)⌒)_

 

Pixiv FanBoxも同時更新中です!

内容は全く同じですが、よろしければ遊びに来てやってくださいませ_(・ω・_)⌒)_

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