10000時間への挑戦

元自衛隊志願者が1万時間絵を描き続ける工程を記録するブログ

種まきねじ巻き

今ワタシが保有しているSBIホールディングスの優待で、“XRP”という仮想通貨がもらえるらしいことを最近知りました。

価値が安定しない仮想通貨を自分で買うのは絶対に嫌ですが、タダでもらえるなら保有してみようかな。

 

 

今日も先週の続きから、【多人数イラストの描き方(3人編)】をお届けします。

 

前回はアタリをとるところまでやりました。

次は下書きをするのですが、この部分は説明があまりに多すぎるのとキャラクター毎に全然違うので割愛。

なので、下書きを終えた後の線画のやり方からご紹介いたします。

 

 

それでは参りましょう。

あらかじめ用意した下書きがこちら。

 

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どうしても間に合わなかったので、赤すけだけ終わらせておきました。

他の2人は後日に用意しておきます。

 

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なんか映り込んでますけど、気にしないでください。

別件で描いてる企画書と同じ紙に描いたせいで入り込んじゃったんです。

 

 

ここから線画に入るのですが、先にレイヤーを作成しておきます。

顔や眼の輪郭など、短くて複雑な線はラスター。

その他の身体や髪など、ある程度長くて緩やかな線はベクターをつかいます。

 

 

今日は顔と髪を描くので、顔のパーツ(輪郭、眉、鼻、一部の眼の形状、口)、眼、瞳のレイヤーを別々のラスターで。

髪は1つのベクターレイヤーで作成します。

※()内に描画するレイヤー名を記載しますので、実践される際の参考にしてください。

 

 

先ずは顔の輪郭を描きます(顔レイヤー)。

髪に隠れている部分は無視して、見えているところだけを描きましょう。

全ての線を均一にせず、要所で強弱をつけるのがとても重要。

 

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次は眼の輪郭を描きます(眼レイヤー)。

書道よろしく、止める、払うなどの動作を強く意識すると効果的。

眼は最も目立たせたい箇所であり、また、まつ毛の存在もあるので、とりわけ太めに描く事をお勧めします。

 

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眼の下だけは顔レイヤーに描きます。

そこまで重要なわけではありませんが、ここで分けておくと着色の時に無駄な手間を省くことができるので、後で楽をするためにも分けておきましょう。

 

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眼の輪郭が描けたら、瞳を描きます(瞳レイヤー)。

この線はできるだけ細くしましょう。モノクロなら別ですが、色を塗る時は線画の主張が強いと色が線に負けてしまいます。

 

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次は髪を描きます。

髪は最も繊細なので、可能な限り細い線で描きましょう。

特別描きにくい状況を除き、根元から毛先に向けて線を引きます。

長い線を描くのが苦手な方は、肘、もしくは肩を軸にして腕を動かすとやり易くなるかも。

どうしても一筆で描けない場合、2回くらいに分けて描きます。

あまり途切れすぎるとガタガタに見えてしまうので要注意。

 

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最後に、顔の輪郭の後すぐ描くつもりで忘れていた眉や口を描きます。

これらもできるだけ細く繊細な線で描きましょう。

眉が太い、口を目立たせたいなどの場合を除き、これらは細く目立たないようにした方が可愛くなります。

 

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今回はここまで。

線画は着色に比べて教えている人が少ない印象ですが、漫画を描く予定がない方はそこまで勉強しなくていいかもしれません。

上手い人の絵でも、拡大してみると線画は案外適当だったりするものです。

 

来週はこの続きからお届けします。

よろしければお付き合いください。

 

 

今週もよろしくお願いします。

お疲れ様でした_(・ω・_)⌒)_

 

 

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