10000時間への挑戦

元自衛隊志願者が1万時間絵を描き続ける工程を記録するブログ

Oさん「Uさんがコロナに感染したっぽいって言ってたよ」 ワタシ「え」

Oさん「自宅待機してるらしいから励ましてあげて。かぼちゃ君も気を付けてね」

ワタシ「ありがとうございます。Oさんもお気をつけて」

Oさん「ありがとうね、じゃあね」

 

ワタシ「Uさんが病気だから元気づけて差し上げろと仰せつかって参りました」

Uさん「何の話?病気かかってないよ」

 

騙されました。

絶対に許さねぇ(⁰言⁰)

 

 

今日も先週の続きから、【多人数イラストの描き方(3人編)】をお届けします。

 

前回は顔と髪の線画まで進め、それぞれのポイントについてお話しいたしました。

今回から身体の線画に入っていきます。

それでは参りましょう。

 

 

今回まずお話ししたいことは、“線画をするときは先にアウトラインを描いておくと、ちょっと楽になる”ということです。

 

皆さんもよくご存じかと思いますが、1つの線画には数種類の太さが入り混じっております。

 

全てが同じ太さだと抑圧が無く、どこを見ていいかわからなくなってしまうからです。

そこで、線の太さに強弱をつけて線画を見やすくしているわけですが、そのためにしていることが主に2つあります。

 

1つは筆圧で線の太さを変えること。

もう1つは、ペンツールを変えて線の太さを変えることです。

 

前者は同じツールを使いながらある程度自在に太さを変えられるので便利ですが、これだけだと流石に限界があります。

どれだけ力を入れてもペンツールに設定した数値以上の太さは出ませんし、逆に細い線を引こうとすると物凄く神経を使うからです。

 

後者では、必要以上に太くならないように、また、細くならないように設定したペンツールに切り替えることで、筆圧に気を配ることなく理想の太さの線が引けます。

ただ、これも線をちょっと引くたびにツールを切り替えるのは非常に面倒です。

その都度集中が切れてしまうので、作業効率もよくありません。

 

そこでワタシが思いついた方法は、“同じ太さの線だけ一気に描いてしまう”というものです。

安直ですね。いいんです、それで。

 

同じくらいの太さの線だけをささっと描き進めてしまえば、筆圧で神経をすり減らすことも、一々ペンツールを切り替えて集中を切らすことも無くなります。

 

問題は“どこからどこまでを同じ太さで描けばいいのか”ということです。

これに関しては明確な答えがあるかはわかりませんが、一応、ワタシにとっての基準になる条件をお話しします。

 

 

まず、線が太くなるものは“手前(近く)にあるもの、被写体の輪郭線、何らかの理由で目立たせたいもの”の3つです。

 

次に、線が細くなるものは“遠くにあるもの、輪郭線の内側にあるもの、髪の毛などの繊細なもの”の3つです。

 

ワタシは上記のどちらにあてはまるかで、太く描くか細く描くかを決めています。

その場の感覚で決めてもいいのかもしれませんが、こういったことは自分用のガイドラインを持っておいた方が迷子になりません。

 

もし皆さんの中に“線画が上手くいかない、メリハリが出ない”という方がいらっしゃいましたら参考にしてみてください。

 

 

前置きが長くなってしまいましたが、今後はそれらのことを踏まえて線画を進めていきます。

 

 

現在制作中のイラストでいうと、赤すけのアウトラインはこんな感じになります。

 

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アウトラインというのも、人によって解釈が変わってくると思います。

ワタシは本当に一番外側の線に加え、服飾のアウトラインも太目に描いています。

ズボンやシャツの裾、上着なんかもこれに該当しますが、別にここまでやらなくていいかもしれません。

 

後、参考になるかはわかりませんが、今回ワタシが線画をした際の筆跡(線を引いた方向)を矢印で記してみました。もし何かの参考になれば幸い。

 

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今日は文体が長すぎてしまったので、ここらへんで切り上げようと思います。
ですが最後にもう一つ。

皆さんは他の方の作品を見ている時、こんなものを見かけたことはありませんか?

 

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こんな感じのやつ。

 

ワタシは目標にしている人の絵を模写しているうちに自然と真似するようになっただけなので、これが何を意味しているのかは正直よくわかりません。

 

ただ、自分なりに色々と考えたりロケハンしたりしているうち、“こういう事なんじゃないかな”っていう仮説が2つできました。

 

1つは、光が当たっていることの表現。環境光が強めに当たっていることを、輪郭線を薄く、もしくは途切れさせることで表現しているのではないかということです。

 

もう1つは、密着による影の消失。特に曲げた脚や腕に顕著ですが、皮膚同士を強く接触させていると(光源との角度にもよりますが)影がほとんどできなくなります。

また、単純に肌の柔らかさを表すために線を弱弱しくしているとも考えられます。

 

 

これらはワタシの憶測なので、ひょっとしたら間違っているかもしれませんし、ワタシが知らないだけで、そもそも調べれば答えが出てくるのかもしれません。

 

オマケとして、ワタシは“この辺の線を途切れさせることが多いよ”っていう箇所に印をつけておきました。

 

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だいたい何らかの先端か、長くて緩やかな曲線の途中、もしくは皮膚の密着箇所ですね。

これもよろしければ参考にしてみてください。

 

 

今日は非常に長くなってしまって大変失礼いたしました。

今後はこのようなことが無いように、短く簡素にまとめるよう努力いたします。

皆さんの創作ライフがより良いものになりますように。

 

 

今週もよろしくお願いします。

お疲れ様でした_(・ω・_)⌒)_

 

 

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内容は全く同じですが、よろしければ遊びに来てやってくださいませ_(・ω・_)⌒)_

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに下書きは完成させておきました_(・ω・_)⌒)_

 

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タイトルどうしよう、“くそがきトリコロール”とかでいいかな。

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