「アナタに無条件で100万円を上げよう。
もし、ジャンケンに勝てれば500万円にしてあげるが、負ければすべて無しだ。」
もしもこのような状況になったとき、あなたはどうしますか?
確実に100万円を貰うでしょうか。
それとも、500万円を狙うでしょうか。
ちょっと真剣に考えてみてください。
恐らくですが、ほとんどの人は前者を選択するのではないでしょうか。
確実に得られる100万円を選ぶと思います。
なぜなら前者には何のリスクもありませんが、後者には「得られるはずだったものを失うかもしれない」という明確なリスクがあるからです。
人はメリットを得ることよりも、リスクを避けようとする意志の方が何倍も強い。そう言われています。
あなたが誰かにお願いをするときや、ビジネスでクライアントに商品を提供する立場になったとき、この心理のことを知っていれば、商談がとても有利に進むと思いませんか?
その最たる例が返金制度です。
購入した後、思っていた物と違う物が手元にきたら困りますよね。
設計のミスや部品の破損、不十分な状態で納品されたりしたら返品を要求すると思います。
そういったときに迅速に対応し、返金若しくは商品の取り換えをしてくれることが約束されていれば、お客さんは最小の心配で済みます。
クライアントは安心してあなたに依頼ができるのです。
今日のこの話は、ちょっと頭の片隅にでも入れておいてみてください。
どこかで役に立つかもしれません。
今週もよろしくお願いいたします。
お疲れさまでした_(・ω・_)⌒)_