みなさまご機嫌麗しゅう。いつか、カスピ海お姉さんと素敵なディナーをご一緒する日を夢見て、バルニバービの株を買い増ししているワタシです。
目指すはゴールドランクメンバー。
この事をOさんに話したら「うーわ」って言われました。
最近内容が長くなりがちなので、今回は制作過程晒上げのコーナーだけお届けいたします。
ご堪能くださいませ(❁‘ω`❁)
前回までの過程で、一つだけ大切なことを忘れておりました。
影を塗り始める前に、光源を決めておきます。
「“決める”ってどういうことや。好きにしてええんか?」って話ですが、好きにしていいんです。
具体的に言うと、“この絵をどういう雰囲気にしたいのか”で光源の位置を決めます。
これについても色々ありますが、長くなってしまうので別の機会に。
以降はこの線を基準に影を塗っていきます。
光源を決めたら影を塗りましょう。
ワタシはまず肌を塗ります。理由は特にありません。
はみ出しなんて気にしない。
ちょっとだけ硬めのブラシで、光源に近い場所は優しく、離れて影が濃くなる場所は強く塗ります。
サイズやツールの設定によっては階段調のムラができてしまいますが、その場合は“馴染ませツール”などの超柔らかいブラシで優しく慣らしましょう。
余分なところを削り取るように、透明色ペンツールで消します。
削りだす基準についてですが、正直のところ説明がすごく難しいので、これもまた別の機会に。
肌の影が終わったら、次は髪の影を塗りましょう。
この順番に、特に理由はありません。
肌の時と同じように、光源から近いところは優しく、離れるほど強く影を塗ります。
はみ出したっていいじゃない、どうせ消すんだもの。
ちょっと補足。
肌の時と違い、光源との距離の他に、つむじから毛先にかけても影に強弱もつけます。
理由は単純で、つむじは光源から近く、毛先は光源から遠いから。
肌の時と同じように、いらないところを削り取ります。
削りだす基準については(ry
ここで隠し味。
特に影が濃くなりそうなところは乗算で青系の影を塗ります。
ちょっと印象が変わりましたでしょ?
今回はここまで。
皆さんのご参考になることがあれば幸いです。
それでは最後に、前回の終わりでお話ししました「完成をイメージして描く事」の大切さについて、もう少しご説明いたします。
皆さんは絵を描いている途中、ここからどうすればいいか急にわからなくなったり、描き終えたものをそのまま破り捨てたくなったりしたこと、ありませんか?
ワタシはあります。
描き始めは楽しいけど、そのうち手が止まり、思考が止まり、なんか変な汗をかいてきたり。
恐らくほとんどの方が経験されていると思います。
トラウマ級のこの現象ですが、そのほとんどは何も考えずに描き始めていることが原因です。
例えば卵を買うとなった時、どうするでしょうか?
近所のスーパーに行きますよね。そのためにスーパーまでの道のりと、徒歩や車などの手段を決めると思います。
でも、絵を描くとなった時にそれをしない場合、道に迷います。
ゴールを決めないし、道のりも決めないし、手段も考えない。
そりゃ迷いますよね。
ただ何となく描き始めても行き詰りますし、完成したとしても、後で見返そうと思えるような物にはなりません。
だって、それは描きたくて描いたものじゃないんだもの。
自分が何を描きたくて、何を見せたくて、そのためにどうするか。
これをしっかり頭の中でイメージしておかないと、後で見返して満足できるような絵は描けないのです。
ワタシはそうです。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回はもう一つの大切な事、「周辺視野を使って描く」についてお話しさせていただきます。
今週もよろしくお願いいたします。
お疲れさまでした_(・ω・_)⌒)_
Pixiv FanBoxも同時更新中です!
内容は全く同じですが、よろしければ遊びに来てやってくださいませ_(・ω・_)⌒)_