10000時間への挑戦

元自衛隊志願者が1万時間絵を描き続ける工程を記録するブログ

撃滅のサンドリヨン

おはようございます、Oさんから理解できない画像が送られてきた時はとりあえず“業が深い”って言って流すワタシです。

 

 

コラボイラスト第二弾、一週間遅れですが完成いたしました!やっぷー‼_(・ω・_)⌒)_

 

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かっこいい、素敵すぎる‼

 

 

今日は、仕上げ作業の1つの“清涼感”について、気づいたことをお話しいたします。

 

 

正式な名称が分からないので清涼感と呼んでいますが、要するに、後ろ髪等に振りかけてる水色のグラデーションのことですね。

遠近感を出すテクニックの1つとして、遠景に半透明の水色をかぶせるというものがあります。

これは湿度による見え方の変化を表したものですが、その地域の気候によっては起こらない現象らしいです。

 

ちょっと余談を挟みましたが、この清涼感をグラデーションツールでフワッと被せるわけなんですけど、レイヤーの分け方や位置によっては面倒なことにもなります。

 

 

  • 余計なところに塗ってしまう

下の図Aをご覧ください↓

 

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清涼感を振りかけたい個所とそうでない箇所が重なっているとき、そのままやると、いらないところにまで清涼感が出ちゃいます。

パーツごとにレイヤー分けしていれば避けられる問題ですが、一まとめにしちゃうとそうもいきません。

 

一応その場合でも、マジックワンド等で塗りたいところを囲って“選択範囲外削除”をすれば同じ状態にできます。

 

 

  • 線画が浮き出る

下の図Bをご覧ください↓

 

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レイヤーの仕様上、ほとんどの場合に着色レイヤーは線画レイヤーの下に置くことになります。

その状態で着色レイヤーにグラデーションをかけると、上にある線画が浮き彫り状態に。

 

美しくないですね。“逆にこれが良い”とする意見もあるかもしれませんが、今回はガン無視します。

 

これは線画と着色を分けている以上、避けようが無いので、着色と線画のそれぞれ別々にグラデーションをかけることで対応します。

 

“線画と着色を1つのフォルダーに入れて、その上からグラデーションをかける”という手も無くはないのですが、そうすると例①のように要らないところにまで色がかかり、かえって手間がかかることになりがち。

 

  

大体そんな感じでしょうか。

 

レイヤー数を抑えて管理をしやすくするために、1枚のレイヤーで着色をまとめたり、“透明ピクセルをロックする”っていう機能を使ったりするのは、作業の効率化を図るうえで非常に有効だと思います。

 

ただ、その代わりにできることも減るので、自分の着色方法や仕上げ作業の内容と相談したうえで決めたほうがいいんじゃないかなって思いました。

 

 

 

本日はここまで。

 

次回更新は日曜日。

リクエストDの続きを作成してまいります。

 

今週もよろしくお願いいたします。

お疲れさまでした_(・ω・_)⌒)_

 

 

 

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内容は全く同じですが、よろしければ遊びに来てやってくださいませ_(・ω・_)⌒)_

 

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現在、40p目の途中まで進みました(❁‘ω`❁)

 

 

 

【おまけ】

スマホサイズ】

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タブレットサイズ】

 

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【これまでの途中経過】

 

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