10000時間への挑戦

元自衛隊志願者が1万時間絵を描き続ける工程を記録するブログ

空論の島

皆さまご機嫌麗しゅう。カスピ海お姉さんと、隅田川花火大会の特別鑑賞席で夜景を眺めながら、Salon BARBIES プレミアムコースを頂く。という妄想をしながらバルニバービの株を買い増ししているワタシです。

最大の問題は、地元のORANGE BALCONYがプレミアムコース取扱店舗でないということ。

株主総会で提案したら取り入れてもらえないかな。

 

 

今日も先週の続きから、【多人数イラストの描き方(3人編)】をお届けします。

 

線画について大切だと思うことは前回、前々回ですべてお話しいたしましたので、今回は少し細かいことについて補足していこうと思います。

ご自身の作画にもっと味付けをしたいと思う方はぜひ参考にしてみてください。

それでは参りましょう。

 

 

絵を描くすべての人を悩ませるものの1つに、“立体感”というものがあります。

教本や参考書を読んでいても「立体感を意識して描きましょう」とかいって、すごく便利に使われてるアイツです(それを教えてくれるんじゃないのかと思った本は数知れず)。

一口に立体感と言っても、それを表現する要素は、例えば質感とか、陰影とか、奥行きとか、多岐にわたると思います。

 

ただ、その中でも比較的簡単に、知っていれば誰でもすぐ表現できるものがあります。

それは“起伏”です。

でっぱりやへっこみ。物と物が重なった時にできる隆起もこれにあてはまりますね。

物は大抵どこかしらが出っ張っていたり、へこんでいたりするものです。

描いた絵がなぜか平坦になっちゃう、物足りない。そんな時は起伏を描き足しましょう。

 

現在制作中のイラストを例に挙げると、このあたりの箇所にわかりやすい起伏があります。

 

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服の生地の繋ぎ目や、肌に密着したソックス。上着の襟や袖など。

この辺りの線画の繋ぎ目をへこませてやるだけで簡単に起伏が表現できます。

 

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これだけで見栄えが大きく違ってきますので、線画が平たん気味になって生きるのが辛いという方は参考にしてみてください。

皆さんの創作ライフにカスピ海お姉さんのご加護を🗽

 

 

 

ちなみに全体像は今こんな感じ。

 

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両脇の2人の位置をシレっと修正しています。

 

 

今週もよろしくお願いします。

お疲れ様でした_(・ω・_)⌒)_

 

 

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